今村先生のHaHaHa歯ッピー♪ vol.2
…★☆お口の健康」について☆★…
歯の健康を守ろう!
楽しく充実した食生活を送るには、よくかむことができる丈夫な歯が欠かせません。「歯の健康」は「全身の健康」と密接に関係しており、生涯にわたって自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにケアすることは歯の寿命を延ばし、健康長寿社会の実現にもつながります。歯を失う原因のほとんどは、むし歯や歯周病によるものです。中でも歯周病は糖尿病や心臓病と深くかかわっているのをはじめ、全身の健康に悪影響を及ぼします。歯の健康をいつまでも保つことは、体全体の健康を守ることにもつながります。第一次健康日本21では「80歳で20本以上自分の歯を保とう」「60歳で24本以上自分の歯を保とう」という2つの目標が掲げられましたが、昨年度からスタートした第二次健康日本21では「40歳で喪失する歯をつくらない」という目標がさらに加えられました。毎日、しっかりと歯の健康を管理して、何歳になっても「元気に会話ができる」「おいしく食事をいただける」といった日常生活を送っていきましょう。
健康な歯を保つために有効な口腔ケアとは?
むし歯や歯周病はお口の中全体に広がっている細菌や歯の周辺に付着している歯垢(プラーク)が原因でおこります。日常生活で次のポイントに気を付けてお口のケアを心がけましょう。
1 歯磨き食べたらすぐ磨く習慣を身につけましょう。毎食後、丁寧に歯磨きをすること で、お口の清潔を保ち細菌類が繁殖しないよにすることが、むし歯・歯周病予防の基本です。
2 歯間ブラシやデンタルフロスで歯垢を除去歯と歯の間や、歯と歯肉の境目に付いている食べかすや歯垢は、歯ブラシだけでは取れにくいため、 歯間ブラシやデンタルフロスなどの用具を使って、しっかり落としましょう。
3 歯科医や歯科衛生士による専門的な口腔ケアも必要。自分では取り除けない歯垢や歯石を除去するためには、年1~2回専門クリーニングが必要です。お口の中で起きているトラブルの早期発見・治療のためにも、かかりつけの歯医者さんで定期的に歯垢や歯石のケアを受けてください。
今村先生のHaHaHa歯ッピー♪vol.1
みなさん、こんにちは! ワンズヴィラ池鯉鮒で、歯科検診を担当する今村です。 知立団地内にある商店街の中の『いまむら歯科 矯正歯科』をご存知でしょうか。 毎週そこから、ご入居者の皆さんのお口の健康を守るために、 このワンズヴィラ池鯉鮒に出向いています。 いまむら歯科・矯正歯科では、「満足+α」をモットーに、患者さまの満足や喜びを提供することを大切にしています。どうすれば患者さまに満足いただけるか。そのために具体的にはどう行動すべきか。スタッフ全員が、「+α」の精神を意識し、すべての仕事に取り組んでいるんですよ。全員で常に考え、話し合いを重ね、一人ひとりの患者さまに満足以上の喜びを提供することを、絶え間なく追及しています。
…★☆ むし歯(虫歯)について ☆★…
むし歯(虫歯)は、お口の中が酸性になることで歯のカルシウムが溶け出しておこるものです。
ごく初期のC0(以下で説明)の場合、治ることがありますが、一般的に他の病気とは異なり、もとにはもどりません。まず、むし歯にならないように注意しましょう。
【1】むし歯のはじまり
私たちのおロの中では、歯を溶かす作用(脱灰)と歯を守る作用(再石灰化)が同時に行われていて、このバランスがとれていれば歯は健康です。ところが何かの原因で歯を溶かす作用が強くなると、歯の表面からカルシウムがどんどん溶け出してむし歯が始まります。
【2】むし歯の進行
むし歯は下のように悪化していきます。
C0:自覚症状はありませんが、歯の表面に黒いところや不透明なにごりができます。この段階では、フッ化物やシーラント(予防填塞)で治すことが可能です。
C1:歯の表面(エナメル質)に限局したむし歯です。自覚症状はまだありません。
C2:象牙質まで進行したむし歯です。冷たいものがしみることがあります。
C3:歯の神経(歯髄)まで達したむし歯です。夜眠れないほどのずきずきした激しい痛みがあります。
C4:歯が崩壊し、根っこの先にも膿がみられます。
【3】むし歯になる4つの条件
お口の中には300~400種類もの菌がいると報告されています。その中でむし歯菌をつくる主な菌としてミュータンス菌や乳酸桿菌(ラクトバシラス菌など)があります。これらの菌がお口の中の酸性度を高めます。
そして菌の働きを高めるのが、偏った食事と飲食回数の多さです。お口の中は飲食後酸性に傾きますが、唾液による「再石灰化」の働きで、元のアルカリ性に戻ります。しかし、飲食回数が多いと「再石灰化」する時間が少なくなり「脱灰」が優性となります。
また、遺伝的にもともと歯の性質が悪く、すぐにむし歯になる人もいれば、歯の性質が良くむし歯になりにくい人もいます。
よって、むし歯は、
1.むし歯菌の数 2.糖分の摂取量 3.歯の性質…の3つの要因と
4.その要因が重複する時間…が影響して発症します。
…★☆ 歯周病とは? ☆★…
歯周病には日本人成人の9割程度がかかっていると歯科疾患実態調査では報告されています。
【1】歯周病の症状とは
①歯を磨くと歯ぐきから血がでる。
②歯ぐきから膿がでる。
③歯ぐきが腫れたり、痛むことがある。
④歯がグラグラと動く感じがする。
⑤歯ぐきがむずがゆい感じがする。
⑥口臭が気になる。
これらの項目に当てはまる人は歯周病になっている可能性があります。
【2】歯周病の原因
歯周病の直接の原因は、プラーク(歯垢)です。プラーク中にはむし歯菌や歯周病菌が、1mg中になんと1億個以上いるといわれています。この中の歯周病菌は歯磨きを怠ったり、砂糖を取りすぎたりしますと、歯周ポケット内で異常に増殖し、それらが産出する毒素や酵素によって歯周組織に炎症をおこし、歯槽骨をとかす歯周病へと進行していきます。
また、歯石はプラークが石灰化して固まったものです。表面がざらざらしているのでさらにプラークがたまりやすくなります。歯石はうがいや歯磨きでは取れないので専門家にとってもらうしかありません。そうなる前にまず歯磨きでプラークをきれいに取り除くことが大切です。
【3】歯周病の進行
健康な歯肉:健康な歯肉はひきしまり、弾力があるピンク色をしています。歯ブラシで多少こすっても出血しません。
歯肉炎~軽度歯周炎:歯と歯ぐきの間にプラークがたまって、歯ぐきが腫れ出血しやすくなっています。歯を支える骨にはあまり影響がないか、もしくは微量の骨吸収がみられます。また、歯周病は悪くなる時期(活動期)と静止期を繰り返しながら進行していきます。
中等度歯周炎:歯周ポケットが形成され、歯石が深部まで付着し、歯を支える骨が半分くらい失われています。
重度歯周炎:歯を支える骨がほとんどなくなり、歯がぐらつき、このまま放っておくと歯がぬけてしまいます。歯ぐきが下がる、膿が出るなどの症状もみられます。
歯周病の進行度は下図のようにプローブという器具で、歯周ポケットの深さ、
出血の有無、そしてレントゲン写真から診断します。
歯周病の危険因子
歯周病もむし歯と同様、歯周病菌がいるだけでは発症しません。様々な心理的なストレスによる免疫力の低下や喫煙・お酒などの生活習慣、糖尿病などの全身的な疾患が重なることによって発症します。
細菌数、生活習慣、全身の健康度は一人ひとり異なります。
……◆◎● いまむら歯科 矯正歯科のご案内 ●◎◆……
●所在地
〒472-0011 愛知県知立市昭和9-2
※知立団地中心にある商店街 の中の、マルスの隣です!
●診療科目
歯列矯正、審美、ホワイトニング、歯周病、補綴、インプラント、
噛みあわせ治療専門の歯科医
●医院の方針
「満足+α」患者さまに満足の喜びを提供します。
いまむら歯科・矯正歯科のスタッフは、まず「+α」の精神を意識することからはじめます。私たち自身が、どうすれば患者さまに満足いただけるか。具体的にどう行動すべきか。スタッフ全員で常に考え、話し合いを重ね患者さまに満足以上の喜びを提供することを追及しています。
●院長 今村文雄
…<< 歯科外来環境加算認定 >>…
いまむら歯科 矯正歯科は、厚生労働省より「歯科外来環境体制加算施設」として認定されました。これにより、当診療所が、清潔な環境、院内感染対策、救急時の安全対策、安全管理などについて、国が定める基準を満たしていることが認められました。
これは歯科診療の特性を踏まえ、患者さまにとって、より安全で安心できる歯科外来診療の環境の整備をはかる取り組みに対する評価です。
これからも、より安全・安心な診療環境を作るため、努力していきます。
なお、厚労省が定める施設基準は以下のとおりです。
(結構ハードルが高いです)
1 歯科外来診療環境体制加算に関する施設基準
(1) 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
(2) 歯科衛生士が1名以上配置されていること。
(3) 患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。
ア 自動体外式除細動器(AED)
イ 経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
ウ 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
エ 血圧計
オ 救急蘇生セット(薬剤を含む。)
カ 歯科用吸引装置
(4) 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。
(5) 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること。
(6) 感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること。
(7) 歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯牙の切削や義歯の調整、歯の被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸収できる環境を確保していること。
(8) 当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法やその対応及び当該医療機関で取り組んでいる院内感染防止対策等、歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。
外来環をクリアを考える歯科医師は少なくはないのですが、
実際に認定を受けている歯科医療機関は愛知で数%とかなり難関です。
これからも、特に滅菌と院内感染予防に努めていきたいと思います。
…<< 歯科治療総合医学管理料(医管)の施設基準を取得 >>…
近年、歯科において一定の基礎疾患(高血圧症・不整脈・骨粗鬆症・甲状腺機能亢進症などの全身疾患)をお持ちの患者さんの治療に対しまして、医療保険上の評価がなされるようになりましたが、この度当院も施設基準を満たす歯科医療機関として認可を受けました。
皆様の中にも、歯科治療中に指先をパルスオキシメーターという体内の酸素飽和度を測定する器機のセンサー装着経験のある方や、血圧を測りながら治療を受けられた方がいらっしゃるかもしれません。これらは、全身疾患をお持ちの場合により安全に歯科治療を受けて頂く為に行われる行為であります。
歯科は、その性格上外科的処置の割合が多く、患者さまの病歴や投薬状況、通院状況、体調の把握等が、安全で高品質の医療を行うためには大変重要です。
今後は、当院も厚労省の定めた特定の施設基準を満たす歯科医療機関として、特定の疾患をお持ちの患者さんの治療を行う際に、歯科治療総合医学管理料(医管)を算定する場合が御座います。
以前より算定しております、歯科外来診療環境体制加算(「外来環」といわれ、滅菌機器やAED・パルスオキシメーターなどの設備、院内感染防止対策や感染症患者への治療ユニットの確保、緊急時の対応など9つの項目をクリアした医院に厚生労働省から与えられる施設基準。)と合わせまして、どうぞ御理解の程宜しくお願い申し上げます。
…… FOR YOUR ORAL HEALTH ……
健康な歯を 「抜かない矯正治療 」
専門医(スワン会)による 「インプラント治療」